漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
60代男性、体型は中肉中背です。
数週間前より仕事が忙しく、寝付けるが、熟睡できず中途覚醒があります。
症状を詳しく尋ねるとずいぶん前にも同じような事があったそうです。その時は病院を受診し、薬を処方していただき服用して就寝し、いつの間にか不眠症は改善していたとのことです。
今回は漢方薬で良い睡眠ができるように体調体質改善を行ってみようと漢方相談に来店。
自分で分析してみたら、仕事が忙しくなると睡眠の質が悪くなり、入眠はできるが、夜中に目が覚めてしまい、翌日はスッキリせず、体がきつくなります。
仕事が忙しくて頭を使いすぎるので、交感神経が高まりすぎているように感じました
就寝前にはカフェインの摂取はしていません。
年齢や仕事の事を考えると自律神経のバランスが徐々に悪くなると感じます。
リラックスできるように、心や脳の興奮を鎮めることを考慮して漢方薬をお勧めさせていただきました。
漢方薬の服用開始から10日ほど経つと、入眠は変わりないが、不眠症が改善して熟睡感が高まり、夜間の中途覚醒が減りました。
熟睡できると、日中の集中力や疲労感に変化があり、疲労感が軽減して毎日スッキリと仕事ができるようになりました。
もうしばらく漢方薬の服用を継続してみます。
仕事が忙しい、夜遅くまでおきている、年齢、アルコールや香辛料などの摂取も良い睡眠をとりにくくなる要因と考えます。
また、神経質になり考えすぎてしまうことも睡眠に影響しますので、何事もほどほどにする事が必要だと考えられます。
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